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2009年(平成21年)11月3日  火曜日

Q.
  建設会社に勤務していますが業績不振で給料が大幅減になりました。給料が多いころに住宅ローンを組んで自宅を買いましたが、消費者金融や銀行からの借入もあり支払いが困難となっています。
 個人再生という手続きを聞いたのですが、どのような手続きですか。



A.
 個人再生とは、裁判所を通じて借金を減らし、これを分割で支払う手続きです。破産との大きな違いは借金の帳消しではなく減額であること、住宅ローンがあっても住宅を維持することが可能であることにあります。
 住宅ローン以外の借金については減額により、借金額が100万円以上500万円以下の場合は100万円に、500万円を超え1500万円未満の場合は5分の1に、1500万円以上3000万円以下の場合は300万円に、3000万円を超え5000万円以下の場合は10分の1にすることが最大で可能です。
 このように減額した借金を原則として3年分割で支払っていくということになります。特別の事情がある場合には5年まで延長できます。
 他方、住宅ローンについては減額されません。しかし、返済期間を延長することは可能です。 こうすることによって、支払いの負担を減らす一方で自宅は手放さなくてよくなるというメリットがあります。
 もっとも、支払い総額は、所有する財産の価値以上でなければならない(清算価値保障原則)、給与取得者等再生の場合には給与の一定額以上でなければならない(可処分所得要件)などの制限があります。
 借金を整理する方法には、@任意整理、A特定調停、B個人再生、C破産とありますが、個人再生は必要な条件も多いため、個人再生が適しているか判断するためには弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。


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