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2009年(平成21年)10月6日  火曜日

Q.
  会社を辞めたため生活に困って消費者金融から借金しましたが払えなくなりました。破産制度について教えて下さい。失業中、パチンコに使ったお金もあるのですが大丈夫でしょうか。



A.
 破産手続きは、借金などにより経済的に行き詰まった場合に、財産を清算して借金を帳消しにすることで再起の機会を与える制度です。手続きとしては@裁判所への破産申し立て→A破産手続き開始決定→B免責決定という流れをたどります。
 破産の申し立てを受けた裁判所は、申立人が支払いをすることができない状態にあると判断した場合に、破産手続き開始決定を出します。財産が多い人については、この決定が出されると同時に破産管財人が選任されます。この管財人が財産を調査・管理し、これをお金に換えて債権者に分配するなど財産の清算手続をします。
 財産が少ない人については(個人破産の多くがこれにあたります)、破産管財人は選任されず、財産の清算手続は行われません。
 なお、破産手続きをしたとしても、選挙権を失ったり住民票や戸籍に記載されるということはありません。
 その後免責の審理に入ります。ここでは裁判所が免責を認めない事由(ギャンブルによる借り入れ、偽名など債権者をだましての借入など)の有無を調査し、これら事由がなければ免責許可の決定を出します。この決定によって借金が帳消しになるわけです。もっとも、免責を認めない事由があっても常に免責してもらえないというわけではなく、その程度や反省態度などの情状を考慮して裁判所が裁量で免責を許可する場合もあります。
 お尋ねの場合、生活に困っての借金もあることから、パチンコに使った金額やあなたの反省態度などにより免責が認められる可能性も十分あると考えます。



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