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2008年(平成20年)11月22日  土曜日

Q.
   もうすぐ裁判員制度が始まると聞きましたが、裁判員はどのようにして選ばれるのですか?
  仕事が忙しいなどの理由で辞退することは認められますか?


A.
  裁判員制度とは、刑事裁判に国民から選ばれた裁判員が参加する制度で、平成21年5月21日から実施されます。
 裁判員は、裁判官と議論して被告人が有罪か無罪か、有罪の場合にはどのような刑にするかを判断します。
 選任する手続きの流れは、まず選挙人名簿からくじで無作為に、1年分の裁判員候補者となる者の名簿が作成されます。
 次に,事件のたびに候補者名簿からさらにくじで裁判所に来てもらう人を選びます。選ばれた人は指定された日時に裁判所に行き、くじを引いて裁判員が決まります。裁判員に選任されるとその日から裁判に参加します。
 大分県では候補者名簿にのる確率は有権者415人に1人、裁判員に選任される確率は有権者8900人に1人ほどと試算されています。
 裁判員になった場合、1日上限1万円の日当が支払われ、交通費も支給されます。
 拘束される時間は1日5〜6時間くらい、7割の事件が3日以内、2割が5日以内に終わり、1割が6日以上かかると試算されています。
 裁判員の辞退は原則として認められませんが、70歳以上の人や重い疾病がある人、同居の親族の介護・養育をする必要がある人など一定の条件に該当する場合には辞退が認められています。
 仕事を理由として辞退が認められるかどうかですが、@代替性の有無(代わりの人ができるか)、A影響の程度(本人がいないことでどの程度の影響がでるか)を考慮して、「自らが処理しなければ事業に著しい損害が生じるおそれ」がある場合には認められます。


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